職域セールスが得意になる講座

職域セールスが得意になる講座 page 7/18

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職域セールスが得意になる講座

いるのであれば早急に金融知力を身につける必要がありますし、雇用主としての企業は、知識を身につけさせる必要があるのではないでしょうか。最初の一歩としては、貯蓄の習慣を身につけることですが、このようなときに企業の福利厚生の一環として実施している財形貯蓄制度など、給与から天引される貯蓄方法を利用することはとても有効です。また、「借金の知識」を身につけてもらうことも雇用主としては大切なことかもしれません。カードを利用してお金を調達すると、同じ金額を預金として預けて受け取れる利息額の数十倍から数百倍もの金利となることなど、借金の怖さを知ってもらう必要があります。住宅や車など高額の買物をする場合、ほとんどの人はローンを利用すると思いますが、ローンを組むことで高額のものが手に入るという便利さを注意すべき点とともに知ってもらう必要があるでしょう。最近では、NISAを活用した投資信託への投資や個人年金保険など、金融機関で紹介できる金融商品は多々ありますので、企業の金融面における福利厚生制度として、準備しておいてもよいのではないでしょうか。いずれにしても若手従業員は、今後何十年と取引先の企業で働くかもしれませんから、若いうちにきっちりと金融知識を身につけておくよう説得することも重要です。●こんな会話で説得してみよう!●「社長。思ったんですけど、御社はずいぶん若手の従業員行職員が多いですね」社長「そうだなあ。会社を立ち上げた頃からいた社員たちはだいたい引退したし、技術の承継も以前からそれなりに取り組んできたので、従業員の平均年齢はかなり若年化しているんじゃないかな」98