ドリル式テキスト

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24 第一印象はとても大切です。双方が親交を深めたい、あるいは良い関係を築きたいというような場合、相手が自分に与える印象と自分が相手に与える印象のどちらも、大変重要な要素となります。この第一印象次第では....

24 第一印象はとても大切です。双方が親交を深めたい、あるいは良い関係を築きたいというような場合、相手が自分に与える印象と自分が相手に与える印象のどちらも、大変重要な要素となります。この第一印象次第では、その後の接し方や関わり方が大きく変わることがありますので注意が必要です。企業を分析する場合でも第一印象の重要さは同じで、第一印象が、その後に実施した分析結果とさほど大きな違いはなかったというようなことはよくある話ですから、その印象を大切にしなければなりません。 なお、企業の第一印象を決める主な要因としては次のようなものが挙げられます。1. 企業の概況(業種、資本金、沿革、従業員数、事業規模、役員構成、資本構成、関係会社等)2.企業の財務内容3.企業の外観(立地条件、維持管理状況等)4.経営者の資質・略歴5.役員の資質・略歴6.従業員の資質 これらの中でも、特に重要な要因としては「2.財務内容」が挙げられます。つまり、企業の決算書ですが、これが第一印象を決める大きなポイントとなります。古くから、決算書は「企業の鏡」と言われているとおり、何はともあれ経営分析はここから始めることになります。 さて、次のドリル②では、この分析結果に基づいて債務者区分の確認を行うとともに、改めて債務者区分についての見解を述べてください。具体的には、①現段階では「その他要注意先」が妥当である②「その他要注意先」ではない別の債務者区分である③現段階での判定を保留とし、実態把握の後に改めて判定する