奥山 文雄さん

奥山さんは、これまで多くの営業店で渉外活動を行ってきており、その活動内容には目を見張るものがあります。実際にご自身で実践していたものですので、その手法には現実味や臨場感が備わっています。地味な活動ながらも地道に訪問活動を重ね顧客のニーズを顕在化していくという手法は、地域金融機関ならではのものでしょう。それが、研修などでも好評を得ている要因となっています。

プロフィール

昭和23年生まれ、大学卒業後、昭和46年川崎信用金庫に入庫し、平成20年同庫定年退職。在職期間38年間のうち31年間を営業店で勤務し、営業係集金担当から叩き上げ、支店長を通算4店舗10年経験した生粋の地域金融機関職員。
営業係と融資係を統合する営業融資一体化のモデル店舗専担役席者として実績を上げ、また、新店舗開設に3度携わるなど輝かしい営業店実績を誇る一方、後輩のスキル向上のための勉強会を積極的に実施するなど、人材育成にも大いに貢献した。
現在、中小企業経営コンサルタント業務のほか、弊社の「近代セールス」誌や「バンクビジネス」誌での原稿執筆、通信教育講座の執筆などで活躍中。

奥山 文雄さんから読者の皆さんへのメッセージ
多くの渉外担当者は、「新規開拓を成功させるための絶対的な方法はない」ということについて認識し、また実感していることと思います。新規開拓活動はそれだけ難しくまた悩ましい仕事ですが、これは多くの先輩たちも経験してきたことです。先輩の1人である私が多くの困難を乗り越えてきた背景には、お客様からの「ありがとう」や「あなたが担当で良かった」という感謝の言葉があったからです。お客様からのこの言葉を遣り甲斐として成長したと言っても過言ではありません。
本書は、私が地域金融機関の職員として働いてきた38年間のうちで、特に記憶に残る融資推進事例を掲載しましたので、これを参考として、ご自身の融資推進活動のガイドライン策定に役立てていただければ幸いです。