ブックタイトル近代セールス20200401
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近代セールス20200401
行庫の取引先の情報が蓄積された面談記録も、訪問前に必ず目を通しておきたい。面談記録には、紙ベースの引継書、CRM等に登録されている電子履歴、稟議書に添付する取引先調査票などがある。 いずれも企業の詳しい内容、社長がどんな人なのかなど、過去の担当者による生の声が書かれていて、非常に参考になる。 面談記録はホームページやSNSのような企業・社長による主観情報と違い、過去の担当者による客観情報である。社長との過去のヒアリング情報でもあるので、家族に関するもの、企業の営業に関するもの、社長個人の社外の要職、融資に取り組むうえでの基本情報などを面談前に確認したい。 ただし客観情報といえども、過去の担当者の主観が入っているので、面談に際しては先入観を持たないように気をつけなければならない。 もちろん自身が訪問した後は、その内容を面談記録にきちんと残しておくことも忘れてはならない。●自行庫の面談記録重要な客観情報として訪問時の注意点等を確認資料3自面談内容○月〇日長男(後継者候補)との面談・月一度の定例訪問にて、今月より長男が入社したとの情報を得る。早速、長男と会わせてもらう・長男は営業部門を担当。聡明で従業員からの人望も厚い様子・奥様は引き続き会社の経理をご担当。長男との関係も良好・社長はまだまだ現役とのこと。安易に引退を促すような発言に注意・次回、事業承継ガイドラインの資料をお持ちするとともに、当行の次世代経営者の会への参加も促す予定 …前の担当者が過去の訪問でどんな話や提案を行ったのか必ず確認企業の現在の課題や社長の家族構成などは話材になるので必ずチェック控えたほうがよい発言など、訪問時の注意点が書かれていないかも確認面談記録に書かれた次回の予定が、実際にどんな成果につながったか、現状、どこまで提案や案件が進んでいるのかも確認しておく特集 準備で差がつく!社長にうける会話術11 2020年4月1日号